2011年12月23日金曜日

母親の性格とアンデルセンの母親

母親の性格を今になって思うと下記のようである。

気位が高く、自分の身を常に案じ、人の気持ちを考えず、言いたい
ことを言い、差別感が強く、今の Maco からみれば我儘な性格であった。

この母親の性格のせいで、Maco はいろんな意味で被害者であった。

本来の理想の母親の姿は、自分のことはさておき、子供には愛情のみ
で接すべきであろうと思う。

今から18年前、一人でデンマークをレンタカーで一週間ばかり、旅行
したことがある。

旅の途中、童話作家アンデルセンの生家があるフュン島の都市オーデンセ
に立ち寄り、アンデルセンの生家を見学した。

さぞかし立派な家であろうと想像していたのだが、アンデルセンの生家を
見て驚いた。

入口の左手には靴職人であった父親の小さな仕事場があり、奥には一家が
寝起きした一室のみであった。まきストーブがあり、8畳ぐらいの一室のみ
であった。

アンデルセンは、両親の愛と母親の盲信によって育てられ、若い頃から想像
力を発揮したと言われている。この想像力の源は、母親の愛情をもって育て
られたことによってはぐくまれたものと思われる。

いかに母親の子供への愛情が重要であるかを示す一例である。

今でもこのアンデルセンの生家を思い出すと、涙が出てくる。

Maco の母親と比較するのはおこがましいが、Maco もアンデルセンの母親の
ような母親に育ててほしかった。

また、家の大きさに表されるような物質的の事柄よりも、精神的なものが子供
の心を豊かなものにし、幸福感を与えるようである。

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