毎年4月8日に中山道に面して観音さんと呼ばれていたお寺で、花祭りが
催された。
小さな釈迦像の頭から甘茶をかけるのである。花祭りは、灌仏会(かんぶ
つえ)と言われる釈迦の誕生を祝う仏教行事である。
この花祭りでは甘茶をもらえるので、子供心にとって楽しみのひとつであった
また、Maco にとっては外に出してもらえるので、楽しみであった。
何故、外へ出してもらえるのが楽しみであったかは後述する。
中山道をはさんで上枝側にもお寺があった。しかし、このお寺では、花祭り
の行事は、行われなかった。観音さんとこのお寺とはごく近い距離であった。
またこのお寺も中山道に面していた。
余談
失敗して物をダメにする事を「おしゃかになる」と表現するが、一説によると
これは灌仏会に因むとされる。すなわち、江戸の鍛冶職人の隠語として、あぶり
過ぎて鈍ってダメにしてしまった金物に対して、江戸っ子訛りで「しがつよかっ
た(火が強かった)」→「四月八日だ」→釈迦の誕生日、というつながりで成立
したとされる。(この項、ならびに上図は、ウィキペディアより引用)
You Tube 音楽
本記事とは全く関係ないのですが、アンデス地方の民謡「花祭り」を You Tube
から、下記に引用します。コンドルは飛んでいくとならんで、Maco が好きな音楽
の一つです。興味のおありの方は、ご視聴ください。
聴いているうちに、ふと私の回りの空気が綺麗になった気がしました。
返信削除アンデス民族は、1万2千年前にベーリング海峡を渡ってアジアから移動してきたモンゴロイド(黄色人種)の中で分類される古モンゴロイドであるとされている。日本人もモンゴロイドであるから、共通の感情を抱くのかもしれません。
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